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09月25日-04号

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  1. 妙高市議会 2006-09-25
    09月25日-04号


    取得元: 妙高市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-16
    平成18年  9月定例会(第5回)         平成18年第5回妙高市議会定例会会議録(第4日)                     平成18年9月25日(月曜日)                            議事日程 第4号 午前10時00分 開 議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  議案第69号~議案第70号 第 3  議案第71号 第 4  議案第72号 第 5  議案第73号~議案第75号 第 6  諮問第2号~諮問第3号 第 7  議案第76号~議案第87号 第 8  議案第88号 第 9  発議第13号~発議第14号 第10  発議第15号 第11  閉会中における秋季管内視察について本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名                                    日程第 2  議案第69号 妙高市消防団の設置等に関する条例の一部を改正する条例議定について              議案第70号 妙高市国民健康保険条例の一部を改正する条例議定について            日程第 3  議案第71号 権利の放棄について                              日程第 4  議案第72号 市道の認定について                              日程第 5  議案第73号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第5号)                     議案第74号 平成18年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)               議案第75号 平成18年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第1号)          日程第 6  諮問第 2号 水道料金を減免しないことに対する異議申立てについて                     諮問第 3号 下水道使用料を減免しないことに対する異議申立てについて            日程第 7  議案第76号 平成17年度新潟県妙高市一般会計歳入歳出決算認定について                  議案第77号 平成17年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について            議案第78号 平成17年度新潟県妙高市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について              議案第79号 平成17年度新潟県妙高市休日急患診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について         議案第80号 平成17年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について            議案第81号 平成17年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について        議案第82号 平成17年度新潟県妙高市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について              議案第83号 平成17年度新潟県妙高市杉野沢財産特別会計歳入歳出決算認定について            議案第84号 平成17年度新潟県妙高市ガス事業会計決算認定について                    議案第85号 平成17年度新潟県妙高市水道事業会計決算認定について                    議案第86号 平成17年度新潟県妙高市公共下水道事業会計決算認定について                 議案第87号 平成17年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計決算認定について         日程第 8  議案第88号 妙高市教育委員会委員の任命同意について                    日程第 9  発議第13号 妙高市議会議員定数条例の一部を改正する条例議定について                   発議第14号 妙高市議会議員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例議定               について                                   日程第10  発議第15号 公立高校と私立高校の学費と教育条件の格差解消をめざし私立高校の公費(私学助成)               増額を求める意見書                              日程第11  閉会中における秋季管内視察について                            出席議員(29名)   1 番   深  石  和  栄   2 番   間  島  英  夫   3 番   丸  山  喜 一 郎   4 番   樋  口  次  夫   5 番   長  尾  賢  司   6 番   尾  﨑     博   7 番   吉  住  安  夫   8 番   丸  山  與 一 郎   9 番   豊  岡  賢  二  10 番   水  野  文  雄  11 番   下  鳥  美 知 子  12 番   安  原  義  之  13 番   渡  辺  幹  衛  14 番   荒  川  忠  静  15 番   作  林  一  郎  16 番   堀  川     勇  17 番   佐  藤  栄  一  18 番   丸  山  義  忠  19 番   植  木     茂  20 番   堀     謙  三  21 番   望  月  幸  雄  22 番   関  口  正  男  23 番   佐  藤  光  雄  24 番   宮  澤  一  照  25 番   山  川  久  子  26 番   北  村  正  春  27 番   山  川  香  一  28 番   望  月     弘  29 番   後  藤     求説明のため出席した者  市     長   入  村     明  助     役   横  尾  幸  秀  収  入  役   引  場  良  男  総 務 課 長   市  川  達  孝  企 画 政策課長   今  井     徹  財 務 課 長   塚  田  克  己  建 設 課 長   豊  田     繁  農 林 課 長   丸  山  敏  夫  商 工 振興課長   尾  島  隆  司  観 光 交流課長   宮  下  義  嗣  環 境 生活課長   霜  鳥     登  税 務 課 長   堀  川     勇  市 民 課 長   引  場  弘  行  健 康 福祉課長   片  所  慎  治  ガス上下水道局長  大  野  俊  雄  教  育  長   白  川  昭  夫  子育て支援課長   小  島  武  夫  学 校 教育課長   倉  俣  芳  明  生 涯 学習課長   倉  石  義  行  妙高高原支所長   堀  川  政  雄  妙 高 支 所 長   池  田  正  良職務のため出席した議会事務局の職員  局     長   廣  瀬  恒  雄  次     長   大  野  節  子  庶 務 係 長   東  條  正  孝  主     事   豊  田  勝  弘                                                                       午前10時00分  開 議 ◎局長(廣瀬恒雄) ただいまの出席議員は29名であります。 ○議長(丸山與一郎) ただいま事務局長報告のとおり、出席議員数は29名であります。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   本日の議事日程については、お手元に配付のとおり進行いたしますので、御了承願います。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(丸山與一郎) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において15番 作林一郎議員、17番 佐藤栄一議員を指名いたします。 △日程第2 議案第69号 妙高市消防団の設置等に関する条例の一部を改正する条例議定について      議案第70号 妙高市国民健康保険条例の一部を改正する条例議定について ○議長(丸山與一郎) 日程第2 議案第69号 妙高市消防団の設置等に関する条例の一部を改正する条例議定について、議案第70号 妙高市国民健康保険条例の一部を改正する条例議定について、以上2件を一括議題といたします。   本件に関し、各委員会における審査結果についての報告を求めます。総務文教委員長佐藤栄一議員。                   〔17番  佐藤栄一 登 壇〕 ◆17番(佐藤栄一) 議長の命により、総務文教委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   去る9月4日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案第69号 妙高市消防団の設置等に関する条例の一部を改正する条例議定について、議案第70号 妙高市国民健康保険条例の一部を改正する条例議定についてであります。この審査のため、9月15日午前10時より委員会室において、委員全員出席、説明員として市長並びに関係課長の出席を求め、審査を行いました。なお、審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを御報告申し上げます。   まず、議案第69号について申し上げます。総務課長より、本案は消防組織法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、条例の一部を改正したいものです。法の改正は、自主的な市町村の消防の広域化を推進することなどを主な内容としていますが、この法の改正を受けて当市の条例については、所要の規定の整備に伴う引用条項の整理を行うものですとの説明を受け、採決の結果、議案第69号は全会一致にて原案のとおり可決されました。   次に、議案第70号について申し上げます。市民課長より、本案は健康保険法等の一部を改正する法律が平成18年6月21日に公布され、順次施行されることになったことに伴い、関係条文を改正するものであります。1点目は、世代間の負担の公平性等を図る観点から、一定以上の所得を有する70歳以上の者について、療養の給付に係る一部負担金の割合を2割から3割に改正するものです。2点目は、少子化対策の一環から出産育児一時金の支給額を現行の1件30万から35万円に改正するものです。なお、この条例の施行期日は、平成18年10月1日ですとの説明を受け、審査に入りました。   委員より、一定以上の所得の金額は幾らかとただしたのに対し、課税所得で145万円以上ですとの答弁がありました。   委員より、当市における対象者数とその対応はとただしたのに対し、平成18年8月末現在で70歳から74歳までの前期高齢者1489人のうち71人です。ただし、公的年金等控除の見直しや老齢年金控除の廃止により所得区分が上がる人には激変緩和措置が講じられており、2年間自己負担限度額現役並み所得でなく、一般の区分が適用されますとの答弁がありました。   以上、審査の主なるものを申し上げましたが、挙手による採決の結果、議案第70号については賛成多数で原案のとおり可決されました。   以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(丸山與一郎) これよりただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。   これより討論を行います。   討論の通告がありますので、発言を許します。   望月幸雄議員。 ◆21番(望月幸雄) 自席でお願いいたします。議案第70号 妙高市国民健康保険条例の一部を改正する条例議定について、反対討論をいたします。   税制改正による住民税の負担増に伴い、国民健康保険税もふえました。年金はといえば、介護保険料との関係で減額となっています。70歳以上の高齢者ともなれば、すべてでないにしろ病院通いもふえてまいります。たとえ現役並み所得以上といえども、窓口負担を2割から3割にふやすものであり、健康的負担の上に大きな精神的負担、さらに経済的負担の押しつけで老後の生きがいさえも奪うものとなります。このようなことからして、国会においては政府・与党の自民、公明両党の賛成で押し通し、共産、民主、社民、国民新党は反対しております。きょうは人の身、あすは我が身となる問題でもあります。老いはだれにでもあるもので、老後を安心して暮らせる市政、またその家庭に対しても経済的負担を押しつけないためにも、この条例改正に反対であります。 ○議長(丸山與一郎) これにて討論を終わります。   これより採決いたします。   議題のうち、まず議案第69号 妙高市消防団の設置等に関する条例の一部を改正する条例議定についてを採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決定するに御異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) 御異議なしと認めます。   よって、本案は原案のとおり可決されました。   次に、議案第70号 妙高市国民健康保険条例の一部を改正する条例議定についてを採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決定するに賛成の議員の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(丸山與一郎) 着席願います。起立多数であります。   よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第3 議案第71号 権利の放棄について ○議長(丸山與一郎) 日程第3 議案第71号 権利の放棄についてを議題といたします。   本件に関し、総務文教委員会における審査結果についての報告を求めます。総務文教委員長佐藤栄一議員。                   〔17番  佐藤栄一 登 壇〕 ◆17番(佐藤栄一) 総務文教委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   議案第71号 権利の放棄について申し上げます。学校教育課長より、新井地域の大字川上地内にあります新井中学校の学校林は、昭和30年11月に土地所有者と期間50年で立ち木の持ち分をそれぞれ2分の1とする契約を締結いたしました。この契約満了は昨年10月でしたが、立ち木からの収益について専門的な調査が必要なため、契約を延長しての調査の結果、搬出等経費がかさむことから、さらに利用可能な立ち木が少なく経費が多額となることから、権利を放棄し、契約を解除したいものですとの説明を受け、審査に入りました。   委員より、数字的には赤字になるとのことだが、この調査はだれが行ったのかとただしたのに対し、頸南森林組合ですとの答弁がありました。   委員より、学校林はほかにもある。管理が難しいが、今後の対応の考え方はどうかとただしたのに対し、立ち木の管理については枝打ちも必要であるが、子供たちが行うのは危険でできません。一部の学校で木の成長を自然観察しているので、そのような取り組みは推奨していきたいとの答弁がありました。   委員より、子供たちと成長してきた木であるが、何か残るようにできないものかとただしたのに対し、教育長より、学校林へのかかわりは植林後下草刈り等に10年間くらい現地に行っただけで、35年前からは学校林にかかわってきていません。このことが権利放棄の判断の背景にあることも御理解いただきたいとの答弁がありました。   委員より、上越商会の開発区域に入っているのか。また、開発がそこまでいったときに運び出す話をしてもらえるのかとただしたのに対し、開発区域に入っています。搬出するとすれば経費もかかることであり、話をすることは考えておりませんとの答弁がありました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第71号については全会一致にて原案のとおり可決されました。   以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(丸山與一郎) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。   これより議案第71号 権利の放棄についてを採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決定するに御異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) 御異議なしと認めます。   よって、本案は原案のとおり可決されました。
    △日程第4 議案第72号 市道の認定について ○議長(丸山與一郎) 日程第4 議案第72号 市道の認定についてを議題といたします。   本件に関し、建設厚生委員会における審査結果についての報告を求めます。建設厚生委員長作林一郎議員。                   〔15番  作林一郎 登 壇〕 ◆15番(作林一郎) 議長の命により、建設厚生委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   去る9月4日の本会議において当委員会に審査を付託されました案件は、議案第72号 市道の認定についてであります。これが審査のため、去る9月19日午前10時より委員会室において、委員全員出席、議長臨席、説明員として市長ほか関係課長の出席を求め審査を行いました。審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを御報告申し上げます。   建設課長より、路線番号113179新井インター上り線(3級)、路線番号113180新井インター下り線(3級)の2路線については、新井スマートインターチェンジの本格導入に伴い、スマートインターチェンジへのアクセス道路として認定するものです。路線番号113181十日市5号線(3級)及び路線番号153124姫川原江ノロ線(3級)については、宅地開発に伴う市道認定要望があり、道路構造や幅員が市道認定の条件を満たしていることと、住宅がそれぞれ4棟及び6棟建設されていることから認定するものです。路線番号133159中川渋江川線(3級)については、渋江川雪捨て場の作業効率を向上させるため、国道292号線からのアクセス道路の新設に伴い認定するものです。路線番号213159杉野沢26号線(3級)については、県の砂防事業に伴い市道認定を行うものです。路線番号313168大洞原1号線(3級)については、クラインガルテン妙高の建設に伴い、施設へのアクセス道路として認定するものです。なお、今回の市道認定により、路線数が7路線の増、路線延長が694メートルの増となりますとの説明を受け審査に入りました。   委員より、中川渋江川線認定の説明をもう少し具体的にとただしたのに対し、中川渋江川線は、渋江川の雪捨て場へ弥太郎橋下流からの出入りしかできず渋滞を引き起こしていたが、解消のため国道からの乗り入り口をつくり、弥太郎橋より進入し、国道292号へ出る計画であると答弁がありました。   委員より、大洞原1号線はクラインガルテンの乗り入れであるが、現道は3メートルほどで用地買収が必要と思う。用地買収、工事はいつやるのか。また、用地買収に伴う条件はあるのかとただしたのに対し、農林課で買収を行った。工事についても農林課であるが、詳細については把握していないと答弁がありました。   委員より、7路線の権原はどうかとただしたのに対し、インター線は市有地である。十日市5号線は、民間開発後、市に寄附採納。中川渋江川線は、この議会に補正予算を提案しております。議決後、用地買収を行う。姫川原江ノ口線は、民間開発後、寄附採納済み。杉野沢26号線は、西谷川火山砂防事業に伴うつけかえ道路とし認定、3メートルは河川管理道路、ほか1メートルは今年度中に県が買収。大洞原1号線は、市が買収済みであると答弁がありました。   委員より、十日市5号線、姫川原江ノ口線、民間開発の業者はどこかとただしたのに対し、十日市5号線は平成17年度に長谷川不動産が、姫川原江ノ口線は平成15年に菱元屋が開発を行ったものであると答弁がありました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、全会一致で議案第72号は原案のとおり可決されました。   以上で報告を終わります。 ○議長(丸山與一郎) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   樋口次夫議員。 ◆4番(樋口次夫) 建設厚生委員長にちょっとお尋ねをしておきたいと思います。   今の市道の認定に対してですね、地元への説明等は、了解はきちっと得た上で、そういう認定やそういうものなされておるのか、そういう質疑があったのか、ちょっとお尋ねをしたい。 ○議長(丸山與一郎) 作林一郎議員。 ◆15番(作林一郎) 樋口議員の質疑にお答えしたいと思います。   全路線の質疑というのはなかったんですが、特に中川渋江川線については現地説明、それから買収ももうみんな内諾を得ているというような回答がありまして、質疑もやっております。 ○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。   これより議案第72号 市道の認定についてを採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) 御異議なしと認めます。   よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第5 議案第73号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第5号)      議案第74号 平成18年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)      議案第75号 平成18年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(丸山與一郎) 日程第5 議案第73号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第5号)、議案第74号 平成18年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第75号 平成18年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第1号)、以上3件を一括議題といたします。   本件に関し、各委員会における審査結果についての報告を求めます。総務文教委員長佐藤栄一議員。                   〔17番  佐藤栄一 登 壇〕 ◆17番(佐藤栄一) 総務文教委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   当委員会に付託されました案件は、議案第73号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第5号)のうち当委員会所管事項、並びに議案第74号 平成18年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。   まず、議案第73号について申し上げます。総務課長より、旧妙高高原支所車庫等解体工事は、落雪による民家家屋への事故防止と除雪費用の軽減を図るため、降雪前に解体したいことから工事費112万円を補正したいものです。庁舎建設費の第2駐車場用地購入費は、旧南葉寮跡地に整備した市役所第2駐車場について、出入り口付近59.07平方メートルは市が民有地を借地しているものでありますが、新庁舎の2期、3期整備の代替地や職員駐車場など新庁舎建設後の旧南葉寮跡地の有効活用を図るため、借地している民有地を取得したいことから用地購入費等261万7000円を補正したいものです。災害対策費防災行政無線施設等整備事業は、信越総合通信局指導により昨年12月に妙高高原支所移動系基地局を廃止し、NTT専用線を利用した遠隔制御装置子機を設置して本庁の基地無線機により通信を行ってまいりましたが、地形により妙高高原支所管内の交信状態が悪いところがあることから、その通信状態を改善するため、支所に前進基地局を設置する工事費等を補正したいものです。あわせて通信費の大幅なコストダウンを図るため、光ケーブルへの回線変更に係る工事費等も補正したいものです。   財務課長より、20款繰越金は、17年度からの繰越金の一部を財源として補正するものであります。   市民課長より、今回の補正は、平成17年度ひとり暮らし等老人医療費助成事業県補助金の精算を行いました結果、返納金が生じましたことから、また出産育児一時金の改正に伴い、国保特別会計繰出金が増額補正されたことによるものです。   子育て支援課長より、歳入、21款過年度収入の児童手当国庫負担金、並びに歳出、2款19目諸費の精算返納金は、平成17年度の事業費の確定に伴う精算でありますとの説明を受け、審査に入りました。   委員より、旧妙高高原支所庁舎の跡地利用はどのように考えているのかとただしたのに対し、平成19年度で庁舎本体の解体を計画していますが、跡地利用については旧妙高高原町当時も積雪場やゲートボールやペタンクなどの運動広場としての利用が検討されていました。具体的な利用については、今後地元と十分協議して決定していきたいとの答弁がありました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第73号のうち当委員会所管事項については全会一致にて原案のとおり可決されました。   次に、議案第74号について申し上げます。市民課長より、今回の補正は、健康保険法等の一部を改正する法律の施行により、新たに保険財政共同安定化事業が創設されたこと、また出産育児一時金の支給が改正されたこと、及び平成17年度の医療費が確定したことにより精算を行いました結果、国庫負担金及び支払基金交付金の負担額に過不足が生じましたので、精算のための補正をお願いするものですとの説明を受け、採決の結果、議案第74号は全会一致にて原案のとおり可決されました。   以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(丸山與一郎) 次に、建設厚生委員長作林一郎議員。                   〔15番  作林一郎 登 壇〕 ◆15番(作林一郎) 建設厚生委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   まず、議案第73号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第5号)当委員会所管事項から申し上げます。   健康福祉課長より、歳入の主なものとして、社会福祉費補助金については、障害者自立支援法の施行により10月から市町村に義務づけられた障害者地域生活支援事業に係る国・県補助対象事業分について、国庫分2分の1と県分4分の1の補助金を補正したいものです。次に、歳出の主なものとして、心身障害者福祉費の小規模通所作業所支援事業補助金と心の健康づくり対策事業補助金は関連がありますので、一括して申し上げます。小規模作業所につきましては、県と市の補助金及び国が障害者団体を通じて交付する国補助金により運営を支援してまいりましたが、障害者自立支援法の施行に伴い市町村事業に位置づけられ、ことし3月をもって国の補助金が廃止されたところであります。小規模作業所は、障害者の創作的活動または生産活動の機会の提供、社会参加等さらなる促進を図るため重要な役割を果たしていることから、どんぐり会、にじのいえ、たけのこ会の3作業所に対し、運営に支障を来さないよう事業費補助の補正をするものであります。障害者地域生活支援事業については、障害者及び障害児がその能力や適性に応じ、自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、法の施行に伴い市町村事業として実施が義務づけられたものです。新たに実施する事業として、手話通訳者等の派遣や成年後見制度への利用支援、相談や日中活動支援、外出介護ヘルパーの派遣などの実施に要する所要の経費の補正をお願いするものです。   次に、建設課長より、今冬の豪雪を踏まえ、効率かつ円滑な除排雪を行うため、中川地区雪捨て場への道路新設と錦町地区道路改良の2路線について工事請負費及び用地買収費等の必要な経費を補正し、完了を図りたいものでありますとの説明を受け、審査に入りました。   最初に、健康福祉課の関係を申し上げます。委員より、障害者自立支援法の施行に伴い、小規模作業所の原則1割の利用者負担金は取るのかとただしたのに対し、小規模作業所の利用者負担金については今後、他のサービスとバランスを考慮して検討していくと答弁がありました。   委員より、成年後見制度利用料助成について具体的な説明をとただしたのに対し、対象者は知的障害者や精神障害者のうち判断能力が不十分な者で、2親等以内に親族がいない者であり、その者が福祉サービスを利用するに当たり契約が適切に行われるようにするため成年後見制度を利用する場合に、家庭裁判所への申し立てに要する経費や民生委員等の後見人に対する報酬の一部について助成するものであると答弁がありました。   委員より、今回この制度を利用する必要のある人を何人見込んでいるのかとただしたのに対し、1人を見込んでいると答弁がありました。   次に、建設課の関係を申し上げます。委員より、中川渋江川線の道路改良で用地について地元と調整ができているのか。また、物件補償費の内容はとただしたのに対し、地権者はタナシン電機株式会社の社用地が大部分で、その他1名の合わせて2名であります。既に同意を得ている。また、物件補償については電柱移転であると答弁がありました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、全会一致で議案第73号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第75号 平成18年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。   健康福祉課長より、平成17年度の介護給付費の確定に伴い、国県負担金、支払基金交付金の精算返納を行うため、4534万9000円の増額補正を行うものでありますとの説明を受け、採決の結果、全会一致で議案第75号は原案のとおり可決されました。   以上で建設厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(丸山與一郎) 次に、産業経済委員長、間島英夫議員。                   〔2 番  間島英夫 登 壇〕 ◆2番(間島英夫) 議長の命により、産業経済委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   去る9月4日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第73号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第5号)の所管事項であります。この審査のため、9月14日午前10時より委員会室において、委員全員出席、議長臨席、説明者として市長ほか関係課長の出席を求め、審査をいたしました。なお、審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを御報告申し上げます。   農林課長より、まず歳出の農地費の県単農業農村整備事業は、県から補助金の追加配分を受け、広島地区の用排水路を改修し、本年度で事業を完了させたいものです。恵ため池建設事業は今年度事業として用地取得と工事発注を予定しており、今回の補正は用地に係る面積や立ち木の補償金額が決定し、これに伴い事務費を変更したいこと。また、工事発注が平成18年度、19年度の2カ年の継続費となるため、減額したいものです。次に、歳入の農林水産業費分担金は、県単農業農村整備事業の広島地区の用排水路改修に伴い、地元分担金を増額するものであります。農林水産業費国庫補助金は恵ため池建設事業に係る補助金で、工事が2カ年の継続費となることから減額したいものです。農林水産業費県補助金は、広島地区の県単農業農村整備事業費補助金として県からの追加配当分を増額するもので、補助率は40%です。4ページ、第2表継続費補正は、恵ため池建設事業の国の補助金が継続費となることから、当市の予算も継続費とするものです。なお、本年度発注する工事は、工事用道路、工事用調整池、放流工などを予定しておりますとの説明を受け、審査に入りました。   委員より、ため池を利用する耕作面積はどのくらいかとただしたのに対して、184ヘクタールとの答弁がありました。   委員より、県単農業農村整備事業の分担金は幾らかとただしたのに対して、負担割合は県が40%、市が40%、地元が20%との答弁がありました。   さらに、委員より、どこの地区か、また地区は納得しているのかとただしたのに対して、広島地区で、地区は納得しているとの答弁がありました。   審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第73号については全会一致にて原案のとおり可決されました。   以上で産業経済委員会の報告を終わります。 ○議長(丸山與一郎) これよりただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。   樋口次夫議員。 ◆4番(樋口次夫) 1点だけお尋ねをしたいと思います。   総務文教委員長にお尋ねをしたいと思います。73号の関係でですね、新庁舎建設事業で1点、妙高高原の解体工事やなんかいろいろと補正でのっているんですけども、私委員会にお尋ねしたいのは、これからもね、新庁舎建設でいろいろと業務をされるわけですが、そういう場合に地元業者をね、下請に入れていただけるのか。これ市民の間では、今関心事なんですよね。大手の業者がとったけども、果たしてその大手の下請にね、地元の業者をいろいろ使っていただけるのかということが今、地元の建設業界の間では相当関心事があるわけでありますが、この辺についてね、当委員会の中では今後の建設に対して論議をされたのか、その辺は総務文教委員長どうだったですか。論議されておられますか。 ○議長(丸山與一郎) 佐藤栄一議員。 ◆17番(佐藤栄一) 樋口議員の質疑にお答えしますが、そのような質疑はございませんでした。 ○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。   これより採決いたします。   議案第73号 平成18年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第5号)、議案第74号 平成18年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第75号 平成18年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第1号)、以上3件を一括採決いたします。   本案に対する各委員長報告は可決であります。本案は各委員長報告のとおり決定するに御異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) 御異議なしと認めます。   よって、議案第73号から議案第75号に至る3件については原案のとおり可決されました。 △日程第6 諮問第2号 水道料金を減免しないことに対する異議申立てについて      諮問第3号 下水道使用料を減免しないことに対する異議申立てについて ○議長(丸山與一郎) 日程第6 諮問第2号 水道料金を減免しないことに対する異議申立てについて、諮問第3号下水道使用料を減免しないことに対する異議申立てについて、以上2件を一括議題といたします。   本件に関し、委員会における審査結果についての報告を求めます。産業経済委員長、間島英夫議員。                   〔2 番  間島英夫 登 壇〕 ◆2番(間島英夫) 議長の命により、産業経済委員会に付託されました案件は、諮問第2号の水道料金、諮問第3号の下水道使用料を減免しないことに対する異議申立てについてであります。その審査の経過と結果について関連がありますので、一括して御報告申し上げます。   まず最初に、諮問第2号 水道料金を減免しないことに対する異議申立てについて申し上げます。ガス上下水道局長より、給水装置につきましては諮問参考のとおり、給水条例第19条第1項において水道使用者の管理責任を定めており、同条第3項において水道使用者が管理義務を怠ったために生じた損害は使用者の責任としています。漏水による料金の減免につきましては、給水条例第30条の公益上、その他特別な理由がある場合と、水道使用水量認定基準第3条、使用者が発見することが困難な地下等で漏水した場合と定めております。   このたびの漏水の原因は、屋内洗面所の蛇口のこまのゴムパッキンが経年劣化と凍結により割れたものと推察され、蛇口に接続されていたゴムホースを通して洗面台排水口へ流れ込んだものであります。したがいまして、今回の事案は適切な管理により漏水を防げたものであり、給水条例第30条の公益上、その他特別な理由及び認定基準第3条の規定を適用することは適切でないことから、減免の申し立てに対して減免しないこととしたものであります。   申立人の異議申し立て理由に対する市の考え方について申し上げます。申し立て理由の(1)から(4)までにつきましては、給水装置工事の仕様、施工基準、事故可能性の予見、事故防止の指導についてであります。給水装置の使用材料等は、水道法とその関連法令等による規定を準用し、市が定めた施工基準により施工しております。このたびの漏水は適切な管理により防止できるものであり、災害に耐え得る規格を定める必要はないと考えています。事故の予見につきましては、申立人は長年当地に在住され、気象条件は熟知されていること。また市では、これまで毎年市広報紙等により凍結防止注意の指導を行ってきており、事故の可能性は十分予見できたと考えております。   理由(5)の漏水事故は、異常気象、大雪による自然災害に起因するもので、使用者の過失はないとの申し立てがありますが、家屋、玄関までの通路等の除雪は居住者の管理責務でもあり、漏水箇所、原因からして災害による被害でなく、申立人の管理責任の範疇にあると考えております。   引き続きまして、諮問第3号 下水道使用料を減免しないことに対する異議申立てについて。減免は、下水道条例施行規則第35条第1項第1号において、天災またはこれに類する災害を受け、使用料の納付が困難と認められた場合と定めております。異議申し立てのあった漏水は住宅内で発生したものであり、今冬の豪雪により被害を受けているものではなく、申立者が管理義務を怠ったことによるものであり、漏水した水がすべて下水道へ流入したことから、使用料の減免をしないこととしたものであります。水道事業、下水道事業は、料金、使用料の収入をもって賄う公営企業であります。したがいまして、これらの料金、使用料を減免することは負担の公平性を欠くことから、減免の申し立てを見直さないものでありますとの説明を受け、審査に入ります。   委員より、ガス上下水道局では一家庭でこんなに多く漏水していることを事前にキャッチできないのかとただしたのに対して、使用量が多いと異常検針としてハンディターミナルに出てくる。また、お知らせの中にも出てくるので、その段階で再確認の上、使用者に連絡している。今回は、冬期間でメーターの検針ができず、また留守であったことからわからなかったものであるとの答弁がありました。   さらに、委員より、冬期間だからわからない、留守だからわからないというのは言いわけにならないのではないかと。留守でも親戚や近所があるのだから、知らせる方法はあるではないか。市の方にだってある程度落ち度があるからこのような異議申し立てをしているのではないかとただしたのに対して、冬期間は雪でメーターを検針できないことから、使用水量の算定は給水条例施行規程に基づき認定している。冬期間3カ月あるいは4カ月近く留守にされているようであるが、特に雪の多い時期なので、親戚あるいは隣近所の方に管理をお願いしていただきたい。給水装置については自分の財産なので、自己責任で管理をお願いしたいとの答弁がありました。   委員より、雪があってメーターが見られないというのは理由にならないと思うがどうかとただしたのに対して、冬期間の使用水量の認定は条例に定めており、やむを得ないものである。メーターを確認できるところは見ている。このお宅については入り口からも入れず、見ることができなかったとの答弁がありました。   委員より、今回は屋内の洗面所の蛇口のゴムパッキンからの漏水であれば、使用者の責任になると思うとの発言もございました。   委員より、地下で漏れてわからなかったという申し立て等では2分の1の減免も行っているが、この申立人は留守にしていて、家にいなくてわからなかったことは似ているのではないか。多少減免してやった方がいいのではないかと思うがどうかとただしたのに対し、自己の維持管理の責任はどこまでかということになる。基本的には自己責任の及ばない地下等の非常に発見の困難な場所については減免措置をとるものの、屋内で漏れたものについては維持管理の範疇にあると考えている。留守という話であるが、何カ月も留守にするのであれば人に頼むといった措置も講ずることは、自分の財産であるので、当然ではないかと考える。減免は考えていないとの答弁がありました。   委員より、凍結が解けて水があふれて他のところにも損傷が出るという状況が考えられるが、他のところにも損傷が出たのかとただしたのに対して、屋内洗面台の蛇口先にゴムホースがついており、洗面台へ流れ込むようになっていた。そのため、他のところには損傷が出なかったとの答弁がありました。   委員より、申し立ての理由では、設計審査に関して事故の発生を未然に防ぐ災害に耐え得る規定の責務とか、気象条件によって事故発生の可能性予見、長期の場合広報指導や条例を定めるというような行動請求をされているが、これについては今後どのように考えていくのかとただしたのに対して、給水装置の工事関係については施工基準を定めている。給水装置は維持管理することが前提であり、災害に耐え得る規格まで定める必要はないと考えている。広報等については、今までどおり降雪前等に行っていきたいとの答弁がありました。   委員より、管理にも限界があるが、豪雪だったから検針ができないのであって、本来検針しなければならない。そうすれば余計に出たものもわかった。雪が降っているから検針できないということは、妥当だけれども、考えなくてはいけないのではないかとただしたのに対して、豪雪だからできないということではなく、毎年降雪期間はできないので、そのような場合は認定すると定めているので、御理解をいただきたい。検針は、できるものは可能な限り行うよう指導しているとの答弁がありました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、挙手による採決の結果、諮問第2号、諮問第3号については全員挙手にて棄却すべきであると答申することに決しました。   以上で産業経済委員会の報告を終わります。 ○議長(丸山與一郎) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   水野文雄議員。 ◆10番(水野文雄) 1点質疑いたします。   結果そのものについては私も異議申し立てるつもりはないんですが、やはりですね、高齢者世帯がふえ、やはり雪は毎年降るものであります。そういった中においては、やはりそういったケースは今後も私出てくると思うんですね。そういったことに対応するようなやっぱり姿勢は、私この異議申し立てを機会にやっぱり必要じゃないかと思うんで、そういった関連の質疑はございませんでしたか。 ○議長(丸山與一郎) 間島英夫議員。 ◆2番(間島英夫) 水野議員の質疑にお答えいたします。   今ほど委員長報告で申し上げたとおり、今の質疑と同じものが御質疑ございました。それについては今後の検討になろうかと思いますが、そんなことで御質疑あったことを御報告申し上げております。 ○議長(丸山與一郎) 渡辺幹衛議員。 ◆13番(渡辺幹衛) 13番、渡辺です。   今委員長報告聞いたんですけど、メーターの検針ができるできないという問題については、後でまた討論でもお話ししたいと思っているんですけど、今妙高高原での水道メーターも信号を送るそういうメーター、非常に高くつくので、それをかえようとしています。そうすると、豪雪地帯ではメーター器の位置そのものは市長が定めるとなって決められていますから、市長は当然そういう災害やいろいろな物件が、障害物が最小限の影響になるような場所を定めてつけるべきであります。だけど、信号を送るメーター器ならどこへついていても構わないわけですから、そういう点では今後、今水野議員からも質疑ありましたように、そういうトラブルが起きやすくなるような関係、感じがするんですけど、その点については説明、質疑等はありましたでしょうか。 ○議長(丸山與一郎) 間島英夫議員。 ◆2番(間島英夫) 渡辺議員の質疑にお答えいたします。   今ほど具体的なですね、メーター検針できる信号的な形のもの、今後このような形で取り組んでいきたいという、そういう質疑はございませんでした。 ○議長(丸山與一郎) 山川久子議員。 ◆25番(山川久子) 山川です。お願いします。   今後の自己管理ということでお願いしたいと思いますけれども、今遠隔メーター器が妙高高原地域でついておりまして、そのメーターを非常に毎日気にしながら自己管理しているという話をよく聞きます。実際に浴室の方で大変水が漏れていてということも、助かったということも聞いておりますし、建物が大きくなりますと本当に蛇口の数は相当な数になるわけでありまして、そういった毎日の使用量を非常に気にしながら管理しているわけでありますが、そのメーター器が期限が来ると取り外しということを伺っておりますので、やはり雪国ならではの管理方法、自己管理といってもどのようにしたらいいのかということが気になるわけですけれども、そういったメーター器をもう取り外ししないでほしいという希望が、声が入ってきますので、その辺のお話し合いがなされましたでしょうか。 ○議長(丸山與一郎) 間島英夫議員。 ◆2番(間島英夫) 山川議員の質疑にお答えいたします。   今ほど妙高高原町では遠隔メーター、豪雪用ですかね、そんなことでお話がございましたが、当委員会の質疑の中ではですね、今後そのような扱いについてはどうするかと、こういう質疑はございませんでした。 ○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。   これより討論を行います。   討論の通告がありますので、順次発言を許します。   渡辺幹衛議員。                   〔13番  渡辺幹衛 登 壇〕 ◆13番(渡辺幹衛) 13番の渡辺です。今委員長報告がありましたけど、それについてそのまま認めるのにはちょっと問題かなと思っておりますので、討論をいたします。   異議申し立ての事故原因が水洗のカランのとこのこまの損傷、これは明らかに使用者の管理責任です。管理責任についての問題では、私はこのとおり異議申立人には過失はあったと、そう思っております。しかも、資料に添付されていますように、善良な管理義務についてはその参考資料も私はそのとおり認めます。しかし、感情論ではなくそもそも論で、ちゃんと手続が踏まれていたかどうかという点について若干の疑問があるので、正したいと思います。   市長には検針の義務があるし、メーターの設置の位置は市長が定めると給水条例の15条に書いてあります。ということは、当然ながら降雪期にも検針できるという場所を選定しているはずですし、すべきであります。委員長報告にありましたけど、毎月検針されていれば、トラブル防止対応から異常検針が表示されるので、最小限で防ぐことはできました。4月になって検針されたんだと思いますけど、例えば1月に検針していれば1月分だけで済んだわけです。しかも、それはこまの管理の不十分だということになれば、それは私は減免なしですべて支払ってもらうべきだと思っております。   さらに、施行規定の第13条では、メーター設置場所には物件を置いてはならないと定められています。それは、管理責任で当然のことです。そして、13条の2では、妨害物件が置いてあった場合は撤去を命ずるものとすると書かれています。撤去を命じても聞かなければ市長が撤去して請求すると、そういうところまであるわけですけど、そういう点ではそんな手続は踏まれていないんじゃないかと思います。冬期間の認定の承諾も、書面できちっと同意を得ているわけではありません。認定の方式は確かに決められています。そういう点では、手続はきっちり踏まれていないんじゃないかと。そんなことはみんなわかっていると言えばそれまでなんですけど、こういうふうになってくると、そもそも論でどうなんかと、慣例であいまいなまま進めていたんじゃないかな、そんな感じは禁じ得ません。   そうしますと、契約関係ですから対等のはずであるのに、検針できなかった、しなかったというリスクを一方的に使用者に負担させる。雪も災害です。その災害のリスクを一方的に使用者に負担させているのではないかという疑問が起こってきます。しかも、4月になってから出たわけですから、大幅な逓増制、今逓増制度になって料金決まっていますから、割高になっています。その請求をしたわけです。そういう点では、今この諮問に対しては審議未了とか、継続審議とかという、そういう制度がありませんので、私は異議申し立てを却下ではなくて認めて、市長はその審議の趣旨を踏まえて減免措置の対応をとるよう求めます。   以上です。 ○議長(丸山與一郎) 次に、深石和栄議員。                   〔1 番  深石和栄 登 壇〕 ◆1番(深石和栄) 1番の深石和栄でございます。私は、諮問第2号 水道料金を減免しないことに対する異議申立て、及び諮問第3号 下水道使用料を減免しないことに対する異議申立てを棄却することについて、私は賛成の立場で意見を述べさせていただきます。   妙高市の条例等においては、給水装置に関する水道使用者の管理責任と管理義務を怠ったために生じた損害については使用者の責任と定められております。また、漏水による減免については、公益上、その他特別な理由がある場合もしくは地下等での漏水など発見が困難な場合と定められております。このたびの漏水は、洗面所の蛇口のこまのゴムパッキンの破損により、水道水が蛇口に接続されていたゴムホースを通じて、洗面台の排水口へ流れ出たものであります。この原因はゴムの経年劣化と凍結によるもので、豪雪災害に起因するものではなく、使用者が給水装置を適切に管理しておれば漏水を防げたものであります。また、当市は多雪地域であり、冬期間屋外に設置してあるメーターを検針することは極めて困難で、使用水量を認定せざるを得ない状況にあり、給水装置の維持管理は使用者の自己責任であると考えます。   水道事業、下水道事業に係る費用等は料金と使用料の収入で賄っております。このたびの漏水は、使用者の管理責任の範疇において発生したものであり、負担の公平性の視点からも市が減免しないこととした処分は適正であり、申し立てを棄却することに賛成するものであります。このたびの異議申し立ての諮問につきましては、産業経済委員会で十分審議が尽くされ、棄却するとしたものであります。再度、議員各位の賛同を賜りますようお願い申し上げ、私の賛成討論を終わります。   以上です。 ○議長(丸山與一郎) これにて討論を終わります。   これより採決いたします。   諮問第2号 水道料金を減免しないことに対する異議申立てについて、諮問第3号 下水道使用料を減免しないことに対する異議申立てについて、以上2件を一括採決いたします。   本件に対する委員長報告は棄却すべきである旨、答申するということであります。本件は委員長報告のとおり答申することに賛成の方の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(丸山與一郎) 着席願います。起立多数であります。   よって、諮問第2号、諮問第3号、以上2件は委員長報告のとおり棄却すべきである旨、答申することに決定いたしました。   議事整理のため、しばらく休憩いたします。                   午前11時02分  休 憩                   午前11時14分  開 議 ○議長(丸山與一郎) 休憩を解いて会議を続けます。 △日程第7 議案第76号 平成17年度新潟県妙高市一般会計歳入歳出決算認定について      議案第77号 平成17年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について      議案第78号 平成17年度新潟県妙高市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について      議案第79号 平成17年度新潟県妙高市休日急患診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について      議案第80号 平成17年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について      議案第81号 平成17年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について      議案第82号 平成17年度新潟県妙高市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について      議案第83号 平成17年度新潟県妙高市杉野沢財産特別会計歳入歳出決算認定について      議案第84号 平成17年度新潟県妙高市ガス事業会計決算認定について      議案第85号 平成17年度新潟県妙高市水道事業会計決算認定について      議案第86号 平成17年度新潟県妙高市公共下水道事業会計決算認定について      議案第87号 平成17年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計決算認定について ○議長(丸山與一郎) 日程第7 議案第76号 平成17年度新潟県妙高市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第87号 平成17年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計決算認定についてに至る12件を一括議題といたします。   本件に関し、決算特別委員会における審査結果についての報告を求めます。決算特別委員長、堀川 勇議員。                   〔16番  堀川 勇 登 壇〕 ◆16番(堀川勇) 決算特別委員会における審査結果について申し上げます。   当委員会に付託されました案件は、議案第76号から議案第87号に至る平成17年度新潟県妙高市各会計決算12件であります。この付託案件の審査に当たり、議長臨席のもと、委員全員出席、当局側から市長を初め担当課長の出席を求め、去る12日及び22日の2日間にわたり全体会議を開催するとともに、3分科会を設け審査をいたしました。審査過程の詳細は会議録に譲り、決算審査を通じ、意見あるいは要望などの主なものについてのみ報告申し上げます。   まず、総括質疑の中から、競輪場外車券売り場について、生命地域の創造の理念との関連や全国的に総売上高が減少する傾向の中で、今後の見通し、場外車券売り場が地域の発展や人づくりに対する状況などがただされました。   次に、朝日町再開発事業については、事業診断の報告を受け、保留床の需要が少ないとあるが、原因をどのように見ているか。また、朝日町内は、六十市では午前中はにぎわいのあるだけで、今後とも厳しい状況が続くと予想されることから、新たな施策の展開が望まれました。   次に、市税の還付金に関連し、市内企業に対する企業振興条例の適用に基づく便宜供与など誘致企業は手厚い支援を受けていることに対し、リストラされた社員の将来など企業の社会的責任と行政指導の必要性が指摘されました。   次に、税外負担については、学校、地域、いわゆるPTAや社会福祉協議会、また消防関係など行政にかかわる組織において負担が過大にならないよう求めるとともに、行政の説明責任についても指摘がありました。   次に、入札制度に関連して、入札制度検討委員会の開催状況や検討内容を初め、妙高市における下請に対する労働条件の配慮などが望まれました。   国有資産等所在市町村交付金に関連して、国有林野に対し市では多額の借地料を支払っているが、それに対し交付金の算入の対象とすべきではないか。また、国有林野の評価額の適正化について疑義がただされ、新年度に向けて国有林野管理局と協議し、歳入増につながるよう努めるよう要望がなされました。   次に、税収の減と自主財源の確保については、償却資産に係る固定資産税が落ち込んでいることを踏まえ、半導体関連は短期間で償却されることや納税者の自主申告となっていること、高度な機械のチェックは専門的であり、困難なことから、国・県単位でのプロと言える人材を確保し、確認に努めるよう提案があり、適正な課税に向けた検討、行動が求められました。   法定外公共物、いわゆる更正図上の赤道、青道については市町村に譲与されたが、一部の人しか通れない赤道など払い下げや貸付料をもらうなど対応が求められました。また、関係者がみんなで使用している場合には、無償契約を結ぶなど民法上からも問題が生じないよう確認が求められました。なお、PRをすべきであるが、法定外公共物の表現では市民が理解しにくいことから、わかりやすい表現を用い、適正な管理による市の財源確保としての意見も出されました。   株式会社の農業参入に伴い、畑地に係る土地評価は事業用に供していることを考えられることから、評価額の検討が求められるとともに、市長会等の関係団体に働きかけるよう要望がなされました。   次に、あらい道の駅に関連し、委員から、市民も成功したと喜んでいるのではないか。また、投資額も生きているとの見解が示された中、一部の施設についてはスタート時は地域農業者の参加を基本に取り組んだが、現状の運営実態は家族経営的な企業になっているのではないかとの指摘があり、指定管理者のあり方についてその対応が求められました。   また、道の駅全体として駐車場が狭隘であり、国道4車線化のための未利用地の、利活用に対する提言がありました。   次に、14日から19日の各分科会における決算審査について申し上げます。   まず、議案第76号、一般会計については、妙高市の観光については、市町村合併に伴い観光協会は一本化し、観光協会に対し約2290万円の補助金が支出されているにもかかわらず、実態は五つの組織が連携ある観光振興事業に取り組んでいるとは考えにくいことから、将来的に統一した立派な観光協会の存在が求められました。   旧新井の中心商店街の関係では、下町から中町に至ってシャッターのおりた商店が多く、中心市街地活性化と言われているが、対策の必要性が求められました。また、官民一体となった審議会や委員会設置など民の力をかりての取り組みが望ましいのではないかとの指摘がなされました。   また、いきいきプラザの入居者、いわゆるチャレンジショップについては、出店者の固定化するのではなく、広く門戸を開くよう対応が求められました。   市税の収納率の向上に向けては、県から職員の派遣を受けて収納率アップに向けた取り組みがされ、徴収のノウハウを伝授されていると思うが、今後はそのノウハウを生かすことにより、さらなる収納率の向上に努めるよう要望がありました。   職員研修に関連して、交通安全運転講習会の実施や飲酒運転等に係る現行の処分規定と今後の対応についてただされ、公務員の飲酒運転事故が全国的に多発する中、事故、違反防止に向けての研修など積極的な取り組みが求められ、厳しく対処するようの答弁がありました。   けいなん病院に関連して、建設に対し市も多額の財政援助、土地の協力などを行ってきたが、診療日数の適正な確保を求めるなど、今後の患者離れにならないよう厚生連に対し強力に要請し、市民が納得できる対応が求められました。   また、けいなん病院を市民病院として市民ニーズに合った病院にしてはどうかとの提言がなされました。   高齢者世帯の冬季における道の雪踏みに関連して、まちの中でも路地については雪踏みで困っている高齢者世帯があるが、これは財政的な面からではなく、近所の世帯も高齢化していることから、頼みにくい現状から、民生委員だけでなく、行政、町内会も含めた相談に乗ってもらいたいとの要望がありました。   陣場霊園に関係し、地元に墓があっても都会へ出ていってしまい、墓を管理する人がいなくなってしまうことや納骨したくともおさめる場所がないこと等から、将来的には骨をおさめさせてもらう施設、納骨堂を霊園に設置するべく、必要性の検討が求められました。   通学対策事業については、遠距離通学を行う児童・生徒を対象にスクールバスが運行されているが、近隣の集落同士であっても対象になる場合とならない場合が生じており、登下校の安全、安心面の確保から弾力的な運用に向けた検討、要望がなされました。   水夢ランドの利用に関連して、全国的に大きな事故が問題になっているが、安全対策に係るプール監視員の教育や委託業務の適正な執行確認を行い、事故の未然防止について対応すべく求められました。   農業委員の選出に関連して、現状での委員選出については、地域推薦はもとより集落間の持ち回り等で選出されているが、農地流動化や利用集積を初め、現在進められている集落営農など新たな農業政策の展開に対し、農業委員の役割は大きくなる。このような状況を踏まえ、農業の現状をよく理解できる、そして農業に対する熱意のある委員の選出が強く求められたところであります。   議案第77号、国民健康保険特別会計では、不納欠損額が大きいことから滞納の解消に向けた努力が求められました。   議案第81号、高柳工場団地開発事業特別会計では、地方債の返済期間など今後の見通しとともに早期処分が求められました。   議案第86号、公共下水道事業会計では、受益者負担金について猶予期間の延長ではなく、期間経過後は払ってもらうよう強い姿勢で臨み、あわせて条例改正の検討が求められました。   議案第87号、農業集落排水事業会計では、中島新田地域に処理場が設置され、多額の投資をされたが、接続の推進に向け努力するよう求められました。   以上で総括質疑、各分科会の中で出されました意見、要望等の主なものを申し上げました。   最後に、採決の結果について申し上げます。議案第76号、一般会計歳入歳出決算については、合併直前に受益者負担を導入し、市民負担の増やごみの有料化など市民生活への配慮が欠けていること。一方、競輪事業、市街地再開発事業のむだ遣い等から反対討論があり、挙手採決の結果、挙手多数で認定されました。   次に、議案第81号、高柳工場団地開発事業会計については、損益分岐点を過ぎた一般会計よりの補てんなど計画の反省が見られないことから反対討論があり、挙手採決の結果、挙手多数で認定されました。   また、議案第77号から議案第80号、及び議案第82号から議案第87号に至る平成17年度妙高市各会計決算10件につきましては、全会一致で認定されたことを御報告申し上げ、本委員会の報告といたします。 ○議長(丸山與一郎) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。   これより討論を行います。   討論の通告がありますので、順次発言を許します。   渡辺幹衛議員。                   〔13番  渡辺幹衛 登 壇〕 ◆13番(渡辺幹衛) 13番の渡辺幹衛です。議案第76号及び81号に反対です。その理由を述べます。   まず、第76号です。今委員長報告からも特別委員会での討論の話が出ましたけど、報告がありましたが、合併しない場合は現行サービスの維持が懸念されるとPRして苦渋の選択を市民に迫りながら、合併直前になってサービスの維持どころか、徹底した受益者負担を導入し、市民負担をふやしました。さきの一般質問でも紹介しましたが、お金をかけないで地域興しをと愛媛松山市が実施したことば大募集で、2001年度の市長賞受賞作品は「恋し、結婚し、母になったこの街で、おばあちゃんになりたい」という若い女性のものでした。新井 満氏も感動していましたが、これが市民の願いではないでしょうか。   さて、我が妙高市では、安らかな老いを迎えることができるでしょうか。地方自治体の使命は、言うまでもありませんが、地方自治法に住民の福祉の増進を図ることとあります。平成17年度一般会計決算には、不要不急の事業の見直しによる経費削減や新規の市債発行制限、安易な合併特例債使用の制限などの評価すべき努力も見られました。また、この予算審議において、執行の停止もしくは凍結を含む再検討を望んだ主な項目のうち、1、妙高地区の上中村新田における見込みのない宅地造成事業用地の買い戻し。2、教育に必要な限度を超えて過大な環境教育施設整備事業、斐太南小学校の太陽光発電システムですが、それの見直し。3、不明朗な職員互助会への助成金等も指摘のとおり見直されました。さらに、市長の私的な集まりの五月会もみずからの襟を正すと指摘してから10年以上も経ていましたが、市町村合併でようやく取りやめになりました。しかし、底流には小泉内閣と同様に民にできるものは民へと、ビジネスチャンスとばかりに公共の責任を放棄してしまう民間委託路線と、地域の共助で個人の自助でという受益者負担の徹底です。それに加え、新市のイメージを傷つけ、よりどころを危うくしかねないギャンブル競輪事業へのかかわりなど、市民の暮らしを一層不安にしました。以下に6点の反対理由を述べます。   1点目は、徹底した受益者負担の導入です。17年度決算では、ごみの有料化での5400万円を初め、寝たきりの高齢者や障害を持つ方々へのサービス限度の引き下げ等で900万、使用料、健診料等で650万と新たな負担増が持ち込まれました。県内ではすぐれた制度の小学校入学前までの乳幼児医療費助成制度も、合併直後に所得要件を導入しました。親の収入に関係なく、どの子も大切に育てるという子育て支援策に影を落とします。影響はわずかだと言いますが、破産した新井リゾート関連で始まったスロヴェニ・グラデッツ訪問という、観光目的のような国際姉妹都市訪問に加え、新たに国際姉妹都市を訪問し、今後の相互交流のあり方を探るなどというむだ遣いと比較すれば、何を大切にする市政かが問われます。次の世代を担う青少年にとって、今日最も重要なのは、はるかかなたの国とではなく、中国や韓国を初めとしたアジアの国々との交流、相互理解ではないでしょうか。受益に応じた負担とは、突き詰めれば所得の再配分としての公共サービスの役割を放棄し、福祉能力のない者はサービス提供を求めるなという庶民に冷たい政治です。   2点目は、競輪事業への参入です。場外車券売り場がオープンしました。公営ギャンブルは並べて不振をきわめ、いかにして事業からの撤退を図るか模索する段階に差しかかっている現状や採算の面でも、モラルの面でも競輪事業に明るい展望など全くありません。民間でできるものは民間でと言いながら、過去にも例を見ない民間リース会社への10年もの債務保証、収入は入り込み客のお金の使いぐあいに左右される額の決まらない金額です。債務保証が最優先されるので、毎年不足分が生じた場合は市民の税金から支出されることになります。これでは、ばくち以上にばくちだとも評されもしました。競輪は健全な娯楽、スポーツと言いますが、写真撮影も拒むような健全なスポーツがあるでしょうか。入村市長は、新しい妙高市の誕生時における市長であることとあわせ、このようなギャンブルに手を染めた市長となりました。金になればいいと公営ギャンブルに手を染めて、サクラでもとETC実験の利用者を積み上げて市民の心がすさむような施策を実施しながら、市民の心の日とは中世ローマ教会の免罪符のようなものではないでしょうか。   3点目は、大企業や誘致企業への手厚い優遇です。市街地再開発事業のようなむだ遣い、また接続する県道よりも高規格で、しかも誘致企業の専用のような道路新設、過年度分の市税還付金の支出で偶然にも決算書に載って市民の目に見えるようになった、農村地域における工業等導入促進に関する条例での手厚い便益の供与などが見られます。農工条例について一言触れれば、その施行規則には、工場等の立地によって当該地域における農業従事者及びその家族の雇用の増大と、その安定が図られるものであることと規定されていますが、正規社員をリストラし、派遣社員に入れかえているような企業に税金減免の資格はあるでしょうか。手厚い支援を受けている誘致企業には、社会的責任をきちんと果たさせることを強く求めます。   4点目は、反省のない大型開発です。市民に負担を押しつけながら、一般会計から17年度には7800万円、累計では損益分岐点をはるかに超えた2億5000万円余りもつぎ込んだ高柳工業団地開発事業や、先の見通しが立たない中心市街地(朝日町)再開発事業などの施策の選択の失敗に対する反省は見えません。   5点目は、地域経済循環への配慮不足です。入札制度の検討も継続してはいますが、特定企業が財務課契約金額の4分の1を占めているような状況を疑問にも感じない姿勢は異常ではないでしょうか。公契約条例の制定などにより、市場秩序の破壊防止、談合防止、下請単価の切り下げ防止など発注者としての法規遵守の規範性を示し、地域経済の再生、地域経済循環にもっと配慮すべきです。   6点目は、市民の暮らしを一層困難にする行政改革のスタートです。平成17年度に取り組んだ新行政改革大綱では、市民と行政の役割分担を名目にした負担の押しつけ、3年ごとの使用料の見直しなど受益者負担の徹底、民間ができるものは民間でと行政の責任を放棄する保育園の民営化など、市民の暮らしにかかわる100項目もの事業見直しが挙げられています。   最後に、一言つけ加えます。絵画等の財産管理についてです。決算書に記載された財産に関する調書には、寄贈されたものは金額の記載がないという理由で載ってはいません。明確な作品だけでも500万円、750万円というものがあります。購入品でなくとも寄附採納手続の書類には金額が記載されます。このような美術品の保管状況では、処分や紛失も人目には触れず、社会問題ともなっている裏金づくりに回されてもやみの中です。適切な管理を望むものです。   次に、重複しますが、第81号です。用地売却予定を盛り込んだ当初予算には私は賛成しました。しかし、一般会計からは17年度7880万、累計では2億5000万円もつぎ込み、その施策選択に対しては一言の反省もないまま、成果だといって進めている、そういう補てんには反対であります。   以上、2件に反対の理由を申し述べまして討論を終わります。 ○議長(丸山與一郎) 次に、長尾賢司議員。                   〔5 番  長尾賢司 登 壇〕 ◆5番(長尾賢司) 私は、平成17年度歳入歳出決算に賛成する立場から意見を申し述べます。   まず、議案第76号 平成17年度新潟県妙高市一般会計決算について申し上げます。平成17年度は、日本経済が引き続き緩やかでデフレ状況にあり、国・地方とも厳しい財政状況であったと考えております。そのような中、新生妙高市がスタートしました。生命地域の創造を目指し、六つの主要施策を柱に各種事業が効果的に展開されたことにつきまして、まずもって当局の御努力に対し敬意を表するものであります。   さて、まず歳入については、根幹をなす市税が減少する一方、地方交付税が前年度比26%の増となりましたが、歳入総額では7.9%の減という厳しい状況でありました。   次に、歳出でありますが、地域の再生を図るため、クラインガルテンの整備や株式会社の農業参入のほか、サテライト妙高の開業等活力ある新生妙高市に必要な事業であり、積極的に取り組んでいると考えます。安全、安心の取り組みでは、防災マップの配布やスクールガードによる子供の見守り体制の整備のほか、介護予防対策、生活習慣病予防対策等きめ細かな施策が実施されております。   子供の育成面では、幼稚園での預かり保育を初め子どもバス無料化や環境教育のほか、学校施設の耐震化、そして子供たちをはぐくむ環境の整備に意を注がれていると私は思います。さらに、石塚加茂線の整備を初めETC専用新井インターチェンジの設置のほか、除雪路線の延長、要援護世帯の除雪支援など住みやすさを高めるためにその取り組みは評価しております。   文化の創出では、平山郁夫画伯の作品展を初め、文化ホールの大規模改修のほか、全日本ジュニアスキー選手権大会の開催やNPO法人スポーツクラブによるジュニアスポーツクラブの活動も、今後大いに期待できるものであります。   行政経営の推進では、市民活動支援センターの設置を初め、ISO9001、そして14001の取得に向けた取り組みがされました。総合計画や新行政改革大綱の策定など自主、自立を基本に効率的で持続可能な行財政経営を着実に進めるものと評価しております。さらに、受益者負担の見直しについては、行政サービスの対価としての適正で公正な負担は必要であり、実質収支比率の改善や地方債残高削減とあわせて、健全で持続可能な財政経営の観点から総合的に判断し、私は理解できるものと考えております。   次に、議案第81号 平成17年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計決算については、新たに市外から立地1件、市内企業の拡大1件と企業誘致の成果があり、引き続き企業進出の受け皿を整えておくことは、市民の雇用や地域経済の活性化のためには必要な政策手段であり、一般会計からの資金投入は市民の理解を得られるものと考えております。   以上のとおり、議案第76号 平成17年度新潟県妙高市一般会計歳入歳出決算、議案第81号 平成17年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算につきまして、私は賛成の立場で意見を申し述べましたが、議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、私の賛成討論を終わります。 ○議長(丸山與一郎) これにて討論を終わります。   これより採決いたします。   議題のうち、まず議案第76号 平成17年度新潟県妙高市一般会計歳入歳出決算認定について、議案第81号 平成17年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について、以上2件を一括採決いたします。   本決算に対する委員長報告は認定であります。本決算は委員長報告のとおり認定するに賛成の方の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(丸山與一郎) 着席願います。起立多数であります。   よって、議案第76号、議案第81号については委員長報告のとおり認定されました。   次に、議案第77号 平成17年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第78号 平成17年度新潟県妙高市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、議案第79号 平成17年度新潟県妙高市休日急患診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第80号 平成17年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第82号 平成17年度新潟県妙高市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第83号 平成17年度新潟県妙高市杉野沢財産特別会計歳入歳出決算認定について、議案第84号 平成17年度新潟県妙高市ガス事業会計決算認定について、議案第85号 平成17年度新潟県妙高市水道事業会計決算認定について、議案第86号 平成17年度新潟県妙高市公共下水道事業会計決算認定について、議案第87号 平成17年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計決算認定について、以上10件を一括採決いたします。   本決算に対する委員長報告は認定であります。本決算は委員長報告のとおり認定するに御異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) 御異議なしと認めます。   よって、議案第77号から議案第80号及び議案第82号から議案第87号、以上10件については委員長報告のとおり認定されました。 △日程第8 議案第88号 妙高市教育委員会委員の任命同意について ○議長(丸山與一郎) 日程第8 議案第88号 妙高市教育委員会委員の任命同意についてを議題といたします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第88号 妙高市教育委員会委員の任命同意について御説明申し上げます。   妙高市教育委員、上野圭子さんは、平成18年9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き妙高市小出雲三丁目5番2号、上野圭子さんを委員に任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。   よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丸山與一郎) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。   これより議案第88号 妙高市教育委員会委員の任命同意についてを採決いたします。   この採決は、無記名投票により行います。 ○議長(丸山與一郎) 議場の閉鎖を行います。                   〔 議場閉鎖 〕 ○議長(丸山與一郎) ただいまの出席議員数は28名であります。   投票用紙を配付いたします。                   〔 投票用紙配付 〕 ○議長(丸山與一郎) 投票用紙の配付漏れはありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) 配付漏れなしと認めます。 ○議長(丸山與一郎) 投票箱の点検を行います。                   〔 投票箱点検 〕 ○議長(丸山與一郎) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。   なお、この際申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により、否とみなします。 ○議長(丸山與一郎) 点呼を願います。                   〔 職員氏名点呼、投票 〕 ○議長(丸山與一郎) 投票漏れはありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) 投票漏れなしと認めます。 ○議長(丸山與一郎) 投票を終了いたします。 ○議長(丸山與一郎) 議場の閉鎖を解きます。                   〔 議場開鎖 〕 ○議長(丸山與一郎) 開票を行います。   会議規則第31条第2項の規定により、立会人に尾﨑 博議員及び宮澤一照議員を指名いたします。   よって、両議員の立ち会いを願います。                   〔 開 票 〕 ○議長(丸山與一郎) 投票の結果を報告いたします。   投票総数28票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。   そのうち賛成  27票       反対  1票   以上のとおり賛成が多数であります。   よって、本案については市長提案のとおり任命同意することに決定いたしました。 △日程第9 発議第13号 妙高市議会議員定数条例の一部を改正する条例議定について      発議第14号 妙高市議会議員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例議定について ○議長(丸山與一郎) 日程第9 発議第13号 妙高市議会議員定数条例の一部を改正する条例議定について、発議第14号 妙高市議会議員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例議定について、以上2件を一括議題といたします。   提案理由の説明を求めます。堀川 勇議員。                   〔16番  堀川 勇 登 壇〕 ◆16番(堀川勇) ただいま議題となりました発議第13号 妙高市議会議員定数条例の一部を改正する条例議定並びに発議第14号 妙高市議会議員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例議定についての2件について、一括提案理由の説明を申し上げます。   当市の議会議員の定数及び選挙区の取り扱いについて、合併協定書によりますと、合併後の最初の一般選挙の議員定数は法定定数以内とすること、また合併後の最初の一般選挙に限り選挙区を設けることとし、いずれも合併後定めることとしています。そのため、議員定数調査特別委員会を設置し、調査研究を重ねてきました。その結果、発議第13号 妙高市議会議員定数条例の一部を改正する条例議定につきましては、議員定数を23人に改正したいものであります。   発議第14号 妙高市議会議員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例議定につきましては、新井選挙区16名、妙高高原選挙区4名、妙高選挙区3人とする選挙区、及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例を制定したいものであります。いずれも合併後の最初の一般選挙から適用したいものであります。   以上、2点につきまして一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丸山與一郎) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。   これより討論を行います。   討論の通告がありますので、順次発言を許します。   望月幸雄議員。                   〔21番  望月幸雄 登 壇〕 ◆21番(望月幸雄) 21番の望月幸雄であります。今ほど提案のありました発議13号、14号について、反対の立場で討論いたします。   議員定数というのは、市政運営の行政経費の削減とは異なり、主権者である選挙民の権利にかかわる問題であります。合併に関する法定協議会の中でも議論を重ね、新たな定数は議会で決めるといたしましたが、議会の果たす役割、議員の職務などのそもそも論をわきに置き、一部の市民感情を考慮してなどとの理由で少ない方がよいなどというのは、議会制民主主義をないがしろにするものであります。最終的には、議会はなくともよいことになってしまいます。市民からの定数を減らせの声は、議会は何をやっているのか、議員は何をやっているのかとの声でもあるのであります。議員は、このような市民の声を謙虚に受けとめ、我々自身の襟を正す方が先の問題であります。   合併による議員定数問題でありますから、議会だけでなく広く市民の声を聞くという手段を講じ、公聴会などを開き、開かれた状態の中で決めていくべきものであると思います。今回のように、議会の中だけで数字だけを眺めながら足して2で割るような定数案には、市民と市政の関係で今後に禍根を残すことになりますので、反対であります。   これで反対討論を終わります。 ○議長(丸山與一郎) 次、丸山喜一郎議員。                   〔3 番  丸山喜一郎 登 壇〕 ◆3番(丸山喜一郎) 3番の丸山喜一郎です。発議第13号、14号につきまして、私は賛成の立場で意見を述べさせていただきます。   議員の定数及び各選挙区において選挙すべき議員の定数につきましては、議員定数調査特別委員会を設置し、調査研究を重ねてきたところであります。まず、議員総数については、市民が当然と思う人数や議員は妙高市全体を考えて活動しなければならないことを基本に、人口比や有権者数、地域バランスにも考慮したものであり、広い視点に立っての23名であり、重く受けとめているところであります。   また、各選挙区における選挙すべき議員の定数につきましては、旧町村の意向をも尊重する中で、新井選挙区の16名、妙高高原選挙区の4名、妙高選挙区で3名と定めたものであり、特別委員会の結論を了とし、市民からも十分理解の得られるものと確信しているところであります。   以上、賛成の立場から意見を申し上げましたが、どうか本案が全会一致で可決されますよう、議員各位の賛同を心からお願いし、賛成討論を終わります。 ○議長(丸山與一郎) これにて討論を終わります。   これより採決いたします。   発議第13号 妙高市議会議員定数条例の一部を改正する条例議定について、発議第14号 妙高市議会議員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例議定について、以上2件を一括採決いたします。   本案については原案のとおり決定するに賛成の方の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(丸山與一郎) 着席願います。起立多数であります。   よって、発議第13号、発議第14号、以上2件は原案のとおり可決されました。 △日程第10 発議第15号 公立高校と私立高校の学費と教育条件の格差解消をめざし私立高校の公費(私学助成)増額を求める意見書 ○議長(丸山與一郎) 日程第10 発議第15号 公立高校と私立高校の学費と教育条件の格差解消をめざし私立高校の公費(私学助成)増額を求める意見書を議題といたします。   提案理由の説明を求めます。堀 謙三議員。                   〔20番  堀 謙三 登 壇〕 ◆20番(堀謙三) ただいま議題となりました発議第15号 公立高校と私立高校の学費と教育条件の格差解消をめざし私立高校の公費(私学助成)増額を求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。   今日、全国では約3割の高校生が私立高校で学んでおり、私立高校は公立高校と同様に公教育として重要な役割を担っている。しかしながら、私立高校における初年度納入金は全国平均で69万円と公立の6倍にも達し、専任教員の数は公立基準の約7割と学費と教育条件において公立高校との格差が生じている。こうした格差は、私立高校に対する公費が公立の約3分の1にとどまっていることにある。憲法及び教育基本法は教育の機会均等をうたい、公教育として明確に位置づけているにもかかわらず、私立高校への公費が低く抑えられることは憂慮すべきである。私立高校が公教育に果たしている役割を十分理解され、学費と教育条件の公私格差解消を展望し、私立高校への公費増額に一層努力されるよう要望するものである。よって、政府、関係機関に意見書を提出したいものであります。   よろしく御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丸山與一郎) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) これにて質疑を終わります。   これより発議第15号 公立高校と私立高校の学費と教育条件の格差解消をめざし、私立高校の公費(私学助成)増額を求める意見書について採決いたします。   本案は原案のとおり決定するに御異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) 御異議なしと認めます。   よって、本案は原案のとおり可決されました。   なお、意見書の送付先等その取り扱いについては、議長に御一任願います。 △日程第11 閉会中における秋季管内視察について ○議長(丸山與一郎) 日程第11 閉会中における秋季管内視察についてを議題といたします。   各常任委員長より、平成18年10月12日から10月30日までの間において、閉会中における所管事務調査の一環として、秋季管内視察を行いたいとの申し出があります。   お諮りいたします。各常任委員長申し出のとおり、平成18年10月12日から10月30日までの間において、秋季管内視察を実施することに御異議ございませんか。                   〔「ちょっと議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) 樋口次夫議員。 ◆4番(樋口次夫) 1点だけお尋ねしたいんだけど、この秋季、春と秋と両方年2回あるわけだけど、この視察のあれにはね、2日でもって終わる委員会と1日で終わる委員会あるんだけど、その辺は委員会の中でそれ決めて、それでいいものか。一応2日でもってやるんだったら2日でやるようにこれ決めないでいいものか、その辺はどうなんですかね。 ○議長(丸山與一郎) 樋口議員の御意見ですが、これは各委員会ごとに決定してきたものでございますが、今後、全協等で皆さんの御意見を伺いながらまた検討したいと思っております。 ◆4番(樋口次夫) ちょっと一応さ、日程は2日予定してあるんだが、バスの方の配分も、とる予定もみんな日程そういうふうに組んであるのにね、1日で終わらしたいというような、そういうふうなやり方じゃだめなんじゃないの。一応2日でやるんだったら2日でやるように、やっぱりもっと早くきちっとやっぱり決めておかないとまずいんじゃないのか。 ○議長(丸山與一郎) そういう意見も含めて後刻検討をさせてください。きょうは本会議ですので、ここで結論を出すというわけにもいきませんので、お願いします。 ◆4番(樋口次夫) じゃ、本会議じゃなくて、じゃ委員会でもってそういうの、今度はきちっと決めていただけるということをお願いしていいわけね。 ○議長(丸山與一郎) わかりました。   それでは、お諮りいたします。各常任委員長申し出のとおり、平成18年10月12日から10月30日までの間において秋季管内視察を実施することに御異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山與一郎) 御異議なしと認めます。   よって、そのように決定いたしました。 ○議長(丸山與一郎) 去る9月4日に招集されました平成18年第5回妙高市議会定例会は、提案されました案件について慎重に審議が重ねられ、会期22日間の長きにわたる議会も議員各位の御協力により滞りなく終わることができましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。   終わりに当たり、時節柄各位におかれましては健康にくれぐれも留意され、御活躍あらんことをお祈り申し上げ、これにて平成18年第5回妙高市議会定例会を閉会いたします。   どうも御苦労さまでした。                   午後 0時17分  閉 会...